Time to shine
夕暮れが近づくと、街中や郊外の道端で自販機が輝き出す。この景色は自販機が普通に路上に置かれている日本独特の景色だ。 原野や街中にポツンと置かれている自販機は孤独に見える。彼らは昼夜を問わず働いている、しかし売り上げが少なくなればすぐに撤去される。自販機の輝いている姿は、自己主張しなければ存在できない今の私たちの姿そのものなのかもしれない。
English
- 1955 北海道稚内市生まれ
- 1990〜2006 JPS展入選入賞11回
- 2015 Black & White SPIDER AWARS FINE ART部門3席
近年の主な活動
- 2012年 「Living with photography」(インスタイルフォトグラフィーセンター東京広尾I.P.C)
- 2013年 個展「Roadside Lights 」(コニカミノルタプラザ/東京)
- 2014年 個展「Roadside Lights II」(新宿ニコンサロン)「表出する写真北海道」(札幌コンチネンタルギャラリー)
- 2015年 「Roadside Lights Ⅲ」(コニカミノルタプラザ/東京)
- 2017年 個展「大橋英児写真展-Existence of」(茶廊法邑/札幌)
今後の活動
- 2017年12月7日〜12月31日 個展「Roadside Lights」(&co119gallery 119 rue Vieille du Temple 75003 PARIS)
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STAFF VOICE
ポーテリ・リチャード・ピーター(イギリス)
Portelli Richard Peter
冷たくて魅力的じゃない自動販売機の蛍光灯が広がるイメージのまばらな寒さ。奇妙なことに、 自動販売機は寒々しい景色には場違いのようではない。
Cold and uninviting the vending machine’s florescent light permeates the sparse coldness of the image. Oddly, the vending machine does not seem so out of place on such a bleak landscape.